目ん玉刳り貫き事件

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Blood Farmers - Headless Eyes

昨年リリースされるハズの新作(2ndフルアルバム)が、いつになってもリリースされないのでとっくに解散してしまったのかと思ってた矢先に今年3月にリリースされた。

1stアルバムのオリジナルは悪名高きドイツのHELLHOUND Recordsよりリリースし、後に日本のリーフハウンドがリマスターし(邦題:鮮血の美学)、曲順入れ替えてボーナスを追加(ジャムセッショントラック)。さらにデモ音源"Permanent Brain Damage"のボーカルをリレコーディングしライブトラックなどを追加したものをリリース。

過去にリリースされた2作品もそう感じたが本作品も完璧。

それまでのドゥームメタル然していたテイストは少し後退し、全体的に70年代のドゥームロックな雰囲気。サバスの2nd~4thまでの曲調やフレーズ、10分もある尺の長いインプロヴィゼーション風なインストもある。

どこまでもB級C級ホラー映画を追求したサウンド。ジワジワと猟奇者が迫ってくる様をサウンドにコンパイルした感じで、コレがこのバンドの最大の魅力なんじゃないかと。

ラストの "The Road Leads to Nowhereという曲はDavid Hessのカバーとらしいが、誰それ?と思って調べると、 ホラー映画「鮮血の美学(1972年)」(The Last House on the Left)のサントラ曲らしい。

結局、ライブで助っ人として参加したUSドゥームストーナーバンドのOgreのDsとGのメンバーとはタッグを組まなかったようだ。


Blood Farmers - Headless Eyes