EVERYDAY I HAVE THE BLUES 3 2014.4.27(sun)OSAKA HOKAGE
■BIRUSHANAH(大阪)
10年以上前に2回ほど観た事がある。通常のドラムパーカッション以外にドラム缶を土台にしたメタルパーカッションを取り入れたベースレスのトリオ編成。金属スティックを狂ったように振り回し、車の鉄っちんホイールなんかもオカズにしていた。USハードコアNeurosisみたいなサイケでスラッジでカオスな印象。
■MANTLEGOD(大阪)
今回は、このバンドにどっぷりとハマってしまった。本イベントが終わる頃にようやくこのバンド名を知った。大阪のドゥームメタルバンド。vo, g, b, dsの4人編成。Church of Miseryや初期Grand Magusのようなヘヴィーブルースドゥームっぽい印象を受けた。長身のg氏が両膝を折り曲げ、エクスプローラを弾くさまはとてもカッコいい。"Paranoid"やUnidaの"Black Women"みたいな頭を振らずにいられないリフの曲が印象に残り良かった。早く音源を聴いてみたい。初めて観るバンドなのに頭を振りまくった。
■FIVE NO RISK(大阪)
ロックありブルースありロカビリーありのハードコア。客も暴れるというか踊っている感じ。途中で退場してきた。
■PALM(大阪)
激ブルータルなハードコア。客が暴れ過ぎて途中で退場してきた。
■THE DONOR(金沢)
トリオ編成のグラインドコア。MANTLEGODの次に良かった。全身全霊一体となって畳み掛けるハイエナジーサウンドは凄まじい。特にDsとvoはイってる。フリーデモCDRをお持ち帰りした。
■THINK AGAIN(東京)
序盤少し観て退場。
■SPIRITUAL GARDEN(奈良)
サザンロック、ブルースエッセンスな要素を取り入れたメタリックハードコアバンド。電車の時間も気になり序盤少し観て退場。
デヴィル・チャイルド氏
Devil Childe - Devil Childe(1984年)
Minotauro Recordsというレーベルより再発。同レーベルはUSドゥームメタルOrge、Phantom Lord、Jack Starr、Paul Chain(ほとんどのソロアルバムが揃っている)などマニア泣かせのバンドを再発している怪しいレーベル。ここで本作とOrgeの新譜、Phantom Lordの2in1CDを購入したが、Phantom Lordは4月末リリースの為、まとめて発送してくれるとの事。取り急ぎ、デジタル音源のダウンロード権が貰えたので助かる。Phantom Lordは自分が購入した翌日くらいから何故かサイトから削られているのだがちゃんとオーダー通ってるんだろうな(PLはダウンロードファイルですら壊れていた)。
Lucifer(Jack Starr)とMatthew Hopkins(Joe Hasselvander)による覆面バンド第一弾がこのDevil Childe。第二弾がPhantom Lord。PL以前にも覆面バンドでアルバムをリリースしていたとは知らなかった。改めてJoe Hasselvanderがカルトな人物だと言う事を知らされた。PLではJoeは、Wolfgang Messerrine Gundermann IIと名乗っている。
PLはB!誌で糞レビューアにより糞点を付けられたのでとても記憶に残っており、機会があれば聴きたいと思っていた。
RavenにJoeが加入した時に初めてJoeを知ったのだが、その時は如何にもドラマーらしいいルックルのデブが入ったなくらいの印象だった。しかし、アンダーグランドの世界ではRaven加入は当時ちょっとしたニュースだったのだろうなと、今になって思う。PentagramやDeath Row(Pentagram別名バンド)を知るようになって段々とカルトな人物像が明るみになったにも関わらず、何故にRavenに加入したのか経緯も含めて謎だ。
本作はmetal-archivesによると1984年のハロウィンに200ドルの予算で12時間で作ったらしいが、音を聴いてすぐに納得する。
音質はデモレベルの粗悪さに加え2曲目"Rain of Terror"は修正されたとおぼしき繋ぎ目がある。
Damien Thorne、Exorcist、Piledriverをベースにしたようなチョイ悪スタイルなサウンドをベースにJoeの溢れんばかりの元気なシャウトやJack Starrの狂ったように弾きままくるギターを聴くと音質なんてどうでもよくなる。"Grave Robber"の前半はドゥームっぽいなぁと思ったら"Thru The Shadows", "Grave Robber", "Beyond The Grave"の3曲は、JoeがDeath Row用に書いたらしい。
バンドタイトル曲は、よくもあの名曲を堂々とパクったなと、、、OmenやFates Warningでもそんなに堂々とパクっていないのに。
異端者
Heretic - Angelcunts and Devilcocks(2003年)
オランダ産ブラックロッケンロールパンク。随分前に買ったBarbatosとのSplitは持っていてその時は何も思わなかったのだが、久し振りに聴いてみたところコレがなかなかのUKスラッシュWarfareぶりで新譜を購入した次第。
で、本作は更にキャッチー度が加速し、ExploitedやG.B.Hなんかよりもキャッチーでスピードは控えめだが、スカスカ感は無い。
今流行りのDビートを注入したドランキンな前のり暴走メタルパンクな音とは違い、構えた感じのスタイル。
自分は、パンク、クラスト、ハードコアのジャンルはちゃんと聴いた事が無いのでよく分からないが、耳に残るキャッチーさとオールドなスタイルにハマった。
しかし、ジャケとタイトルがアホ過ぎる。ちなみにブックレット内の写真がジャケを実写版化した写真が満載されてかなりエロい(こっちの方をジャケに使えばいいのに)。
Heretic - Maze of Madness - YouTube
目ん玉刳り貫き事件
Blood Farmers - Headless Eyes
昨年リリースされるハズの新作(2ndフルアルバム)が、いつになってもリリースされないのでとっくに解散してしまったのかと思ってた矢先に今年3月にリリースされた。
1stアルバムのオリジナルは悪名高きドイツのHELLHOUND Recordsよりリリースし、後に日本のリーフハウンドがリマスターし(邦題:鮮血の美学)、曲順入れ替えてボーナスを追加(ジャムセッショントラック)。さらにデモ音源"Permanent Brain Damage"のボーカルをリレコーディングしライブトラックなどを追加したものをリリース。
過去にリリースされた2作品もそう感じたが本作品も完璧。
それまでのドゥームメタル然していたテイストは少し後退し、全体的に70年代のドゥームロックな雰囲気。サバスの2nd~4thまでの曲調やフレーズ、10分もある尺の長いインプロヴィゼーション風なインストもある。
どこまでもB級C級ホラー映画を追求したサウンド。ジワジワと猟奇者が迫ってくる様をサウンドにコンパイルした感じで、コレがこのバンドの最大の魅力なんじゃないかと。
ラストの "The Road Leads to Nowhereという曲はDavid Hessのカバーとらしいが、誰それ?と思って調べると、 ホラー映画「鮮血の美学(1972年)」(The Last House on the Left)のサントラ曲らしい。
結局、ライブで助っ人として参加したUSドゥームストーナーバンドのOgreのDsとGのメンバーとはタッグを組まなかったようだ。
伊藤さん、オーラル・セックスが入荷しました
Oral – Sex(1985年)
当然のブートCD。オリジナルのアナログ盤は4~5千出せば手に入る。ジャケットには3人しか写っていないが、裏のクレジットには、Bev(Vocals)、Monica(Guitars)、Dee(Drums)、Candy(Bass)とあるので4人組。Candy(Bass)と記載された右横に「Now eparted = What is a shame」(今出発した=どんな恥)と記述があるのでおそらく本作リリース直前に辞めたのだろうか。
ジャケの写真と各パートが結びつかず、左のおばちゃんが何をやっているのか一番気になる。どう考えてもVoやGuitarsじゃない。
セーソクは"色モノ"メタルだと言いきっていたが、結論から言うとラストの"I Need Discipline"以外はかなり良い出来なのだが、曲のスタイルが各々異なるのが残念。
#1"Head" アルバム中最も過激なスピードメタルチューンでGirlschoolやベルギーのACIDを思わせる。この路線でイっていたらNeatあたりに拾って貰えたのではないかと。
#2"Love Pole" キャッチーながらGuitar(#1も同じく)が弾きまくりで、ヘヴンアンドヘル以降のトミーアイオミ風なソロというか音色といいフレーズといいソレっぽい。思わずサビを熱唱してみたくなる。
#3"Gas Masks, Vicars And Priests" 更にキャッチー度が上がったモトリー、ハノイ風チューン。
#4"Black Leather" ピストルズのカバー。
#5”Pearl Necklace” ロックアンセム的なチューンでAC/DC風な感じ。これも良い。
#6"I Need Discipline" 上記以外のVoとは明らかに違うメンバーが歌っていて、女の子らしいメロウなシンディーローパのトゥルーカラーズのようで、流石にこれはどーでもいい。
と、ここまで書いておきながら思うに、、、おそらくジャケのメンバーとレコーディングメンバーは実際には異なりスタジオミュージシャンを雇ったのではないかと。"ゴーストライター"ならぬ“ゴースト・ミュージシャン"ってやつ?ジャケメンバーとタイトな演奏があまりにフィットしなさ過ぎてどうも胡散臭い。特にギターがセンス良過ぎて上手過ぎる。
Oral - Head (Better Quality) - YouTube
Oral - Love Pole (Better Quality) - YouTube
冒とく的倒錯
Istidraj - Blasphemized Perversion
先の記事でも紹介したマレーで購入した音源。 シンガポール産ブラッキンメタルパンクバンドの3曲入りEP。バンド名は何と呼ぶのだろう。店の兄ちゃんは、ブラックメタルといっていたが、シャーシャーとヒスノイズが耳鳴りの如く聴こえるてくるようなプリミティブで真黒な音では無い。実際に聴くと黄金期のDarkthroneにキャッチーなメロディをフレバーした感じでとても聴きやすい。
USブラックメタルVONのカバーが入っているが、VON自体聴いた事が無いので何とも言えない。
店の兄ちゃんに視聴して貰ったが、内容を度外視しても既にジャケ買い必須のスタンスだった。ちなみに値段が書いたシールがご丁寧にジャケの股間部分に貼ってあった。イスラム教徒では、女性は公共の場で顔以外の肌を露出することが禁じられいるので当然の処置でポルノも論外なのです。
マレーシアンアサルト
仕事でマレー半島南部に位置する首都Kuala Lumpur(KL)に滞在。ここではメタルライフな内容のみ書き記す。
事前にリサーチし、FBでKL駐在の現地金属人と友達になり(なるべくやさしそうな人を選ぶ)、メタルショップを教えて貰った。1日休めれば御の字だったのが仕事の待ち状態が続きラッキーな事に2連休がとれた。
【DAY1】
KLモノレールbandaraya駅近くのSOGO百貨店(日本の)周辺に「Nebiula Heavy Metal Shop」、「Kedai Auntie Campbell Music」が存在すると聞いた。Kedaiが入っている雑居ビルCampbell Complexの2Fに上がると、Kedaiは残念ながら本日Closed。しかし、ノーマークなメタルショップがあった。店の看板も無い。
パっと見た感じメタルショップなのだが、現地POPミュージックやメインストリート系HRのブートライブ音源が多い。それでもGAMMA RAYの横にBucherABCのCDが置いてあったりしたが、お目当ての現地メタルバンドはあまりなかった。サッカー選手のトレーディングカードが置いていたり、何なんだここは。ここのRhapsodyのTシャツ着たオーナー(かなりオヤジ)と地元常連客にNebiulaの場所を訊くと、通りを真っ直ぐに進んで左へ折れろ、と言う。「お前日本から来たのか?ウートゥメン知ってる?」って聞かれて、そんなバンド居たっけな?って、もう一度よく聞いたら「ウルトラマン」だった(笑)。下の写真後ろ姿が、その現地常連客。
さっそく、外に出て通りを真っ直ぐに進んで左へ折れるも、店らしきものは何も無い。あきらめて、SOGO近くのTシャツ専門店の「Acoustic Music Station」へ。
ここの音源ははっきり言ってしょぼかった。まぁTシャツ目当てなので良い。自分は、ジャケット柄のTシャツデザインには興味無く、ブートで安モノでいいからヴィンテージ風なデザインものを探していたら、いいのが結構見つかった。しかも1、200円/1枚。ここではこの4枚を購入。
1日目はこれで終了なのだが、音源の収穫がゼロ。その日の晩にFB現地人君にメールし、Nebiulaの場所を再確認すると、明日会って、案内するよという返事。日本人でも初対面では緊張するのにましてや外国人って、、、と10分程考え、親切にしてもらってる上に休みの日に外国人である自分に時間を割いてくれるとはなんと親切な人なんだと、「ありがとう、では3時に雑居ビルCampbell Complex前で、よろしくお願いします」と返した。
【DAY2】
FB君はFBで顔写真がアップされていたのですぐに分かった。自分も「スレーヤ/ライブアンデッドのTシャツが目印だよ」と言っておいたので迷うことなく会えた。体のすごく大きい人で32歳(若い!)、スラッシュメタル(海外ではトラッシュと発音)、シンフォニックメタルが大好きらしい。
早速Nebiulaを案内してもらうと、昨日のビルとは全く違う場所と思い込んでいたら、同じビル内のしかも2Fで昨日行った店のすぐ裏側だった。。。
Nebiula店の兄ちゃんにマレーローカルのお薦めを訊いたら、Sil Khannazという90年代初頭から活動するスラッシュ/デスメタルがイイとの事でアルバムも5、6枚出している。
ここNebiulaは、レーベルも兼ねており、このSil KhannazのアルバムやAbigailとのスプリットを出したあのMantakや、Brain Deadの初期音源Tapeなどを出している。Brain DeadのTapeがディスプレイ用に飾ってあった。
「Sil Khannaz聴いてみる?」って言われたので「Thank you」というと早速かけてくれた。認知しだした頃のSepartulaみたいな感じかなぁ。FB君もお薦めだと言ったので、ライブ音源付きのベストを購入。
FB君に「他に店は無いか?」って訊いたら、昨日行った「Acoustic Music Station」へ行くか?って言われて「昨日行ったから結構」って言ったけど、ちゃんと音源見て無いしせっかくだから行くかって事になった。でやっぱり何も収穫無し。
「タワーレコードみたいな大型店舗はあるか?」って訊いたら、KL中心街にある超大型ショッピングモールに行けばあるって言ったので、モノレール、地下鉄を乗り継ぎいっしょに行ったが、店が無くなっていた。「3軒あったタワーレコードがこれで全部なくなった」って言ってた。日本でも事情は同じでやはり通販がメインになっているから、って言ってた。
ここでカフェレストで軽く食事をしながら色々な話をした。「マレーでは政府が今から10年前にブラックメタルバンドを一掃した」「ヨーロッパ圏のバンドは、お隣のシンガポールには来るがマレーにはほとんど来ない。これも政府が制限をかけている」「現地バンドの音源はショップにはあまり置いていなく、ライブ会場や通販でしか手に入りにくい」などなど。逆にFB君から「X JAPAN知ってる?」の問いに「彼らは女の子に人気がある」と答えた。「日本の国内盤CDはマレーの4~5倍する」とか。どうも海外バンドの来日は、マレーよりもお隣のシンガポールの方が恵まれているみたい。ちなみにマレーからシンガポールへはパスポートのみで行き来できビザは不要との事。
とはいうものの、自分がマレーに到着した2日前にシンガポール(遠いわ)で総勢12バンドの超大型デスフェスがあったり、日本のオブシンで来日したUKクラストコアバンドDOOMが日本へ来る1週間前に、ここKLでプレイしている。マレーは過去にデストラクション、メタリカ、メガデス来て、今春クリエーターが来る。あとは三重のSABBATが5月にKLでライブをヤルらしい。音源狩りだけじゃなく、FB君にライブ情報も調べてもらったのだが、運悪く自分の休みの日にメタルやハードコアのギグは無いとの事。
音源1枚のみだったのでもう一度Nebiulaへ戻りFB君とはNebiulaのビル前でガッツり握手をしてお別れ。
Nebiulaではさっきの兄ちゃん(スタッフ)が気さくに話しかけてくれる。この兄ちゃんCoronerのTシャツを着ているのだが、Coronerがマイベストだと言っていた。他にカナダのRush。「トリオでテクニカルだし共通してるだろ」と言っていた。
自信のレーベルであるNebiula音源を勧めてくれた。
「自分はオールドスクールデススタイルのローカルバンドを探しているんだが」と言ったら、「これ聴くか?」といってシュリンクを切って何枚も聴かせてくれた。7~8枚聴かせてくれたかな。CDR音源の場合は、必ず「これはCDRだヨ」と教えてくれる。他に地元で有名なマレーのBOLT THROWERことHUMILIATIONなんかも薦めてくれた。
ご近所のTシャツ屋のオーナーやスタッフ達も店に遊びに来て少し話をする。SLEEPのTシャツ着た兄ちゃんに、ドゥームが好きそうなので「Church of MIseryって知ってる?」って言ったら「何!お前COMのメンバーか!」って言われて「いやいやいや、ファンだ。」と返したら「COMよりもAnatomia、Coffins、Corrupted、Fastkillが好きだ」って言ってた。こいつ結構マニアだな、自分と気が合いそうだなって思った。
Nebiulaの兄ちゃんが「日本のベイビーメタル知ってぜ」って言ってきたので「インギーがトリのラウドパークに出た」と言ったらすごく驚いていた。それと「Terror Squadはまだ活動してるのか?」って訊かれて、「まだやってる、昨年2回ライブ観たよ」と応えた。で、結局Nebiulaのスタッフと話が尽きず閉店の8時半を過ぎて9時まで2時間も話しをしてしまった。
ここではこの5枚を購入。
上3枚が地元デスメタル。一番上がLangsuyrというAutopsy風味なオールドスクールデスで一番お気に入り。左上のジャケにメンバーが写っているのが地元で有名なSil Khannaz。右のデジパックジャケがCruelty DivisionというBrutal Truth風味のハードコアデス。左下は、タイ産と思って買ったらUSのDivine Pustulenceというゴアグラインド。右下はシンガポール産Istidrajという同郷のImpietyのメンバーが居るメタルパンク風味なブラッキンスラッシュでほぼジャケ買い。全て視聴して購入。全て1枚約19~20RM(600円程度)。
【DAY3】
休日ではなかったのだが、平日定時に仕事が上がれたのでタクシーに飛び乗りNebiulaへ。Nebiulaの兄ちゃんとまだまだ話がしたかったのでと意気込んだのだが、残念ながらこの日はオーナーが店番で兄ちゃんはOFFだった。しかし、2日間ずっとClosedだったKedaiが空いていた。
レジに座った親父とおそらく夫婦で経営してるんだろーけど、このマダム(上の写真)の対応がすこぶる良かった。
早速地元のオールドスクールデスでお薦めを訊いたら、ここでもすかさずSil Khannazを勧めてきて、(おそらく)全アルバム並べて、「これがNo.1(最も良い)、これがNo.2、No.3、、、、この2つはNo Good、これがコンピ」と説明してくれた。でもNo.1アルバムは今は流通していなくここにあるのはCDRなんだと。バンド名は忘れたがマレー産ドゥームバンドも薦められたり。マダムは、すごくイントネーションのはっきりした滑舌で英語を話してくれるので訊きとりやすい。
あと、マダムに「Brain Deadって今も活動中か?それとも解散した?」って訊いたら解散後にVoが別のスラッシュバンドをやっているという情報を教えてくれ、その音源も見せてもらったがCDRだったので見送った。
他にBathoryなどのBlack Mark盤が20RM(600円)で置いていたので、「これ買おっ」と手に取ったら、これらもCDRなんだと。なんでもオリジナル盤は、80~90RM(2400~2700円)もするので、新作は流石にオリジナル盤を置いているものの、旧作輸入盤はほとんどがコピーCDRでオール20RM。
ここでは、Sil Khannaz以外に地元デスメタルのSilent DeathとMandatoryというオールドスクールデスバンドを大大大プッシュしてきた。何でも前者はVoが最近亡くなって、遺作の2012年作と名盤1st(CDR)を押さえておけと猛烈にプッシュ。Mandatoryは90年代に1枚しか出ていなく1st(CDR)のみ。マダムに負けてSilent Deathの2012年作とMandatoryを購入。これも21RD(610円)と19.9RD(600円)。この2つは未聴。
何せ東南アジア系バンドの音源が安かったのでじっくりとタイ産やインドネシア産の音源も窘めて買っておけばよかったと後悔。休日は他にプチ観光もしてきたのでいかんせん時間が無かった。
皆フレンドリーでとてもナイスガイなのが良かった。今度行くチャンスがあれば是非店を訪れたい。
Sil Khannaz Santapan Terakhir Raja Bersiong HQ ...
ISTIDRAJ.''blasphemous ritual''spawn forth ...