金と栄光

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Faithful Breath - Gold 'n' Glory(1984年)
 プログレ⇒ハードブギー⇒ヘヴィーメタルスラッシュメタル(RISK)とスタイルが変っていき、どれも中途半端な評価しか聞いた事が無い。
スタイルをヘヴィーメタルに転身した理由は、どうも全盛期のACCEPTに影響を受けたとも言われている。
バイキングのコスプレをしたジャケ・メンバーに轢かれ随分前に「Skol」を手に入れるもバイキングとはあまりにも掛離れた臭いスタイルに愕然とし売っぱらった過去がある。
本作はプロデューサがウドとマイケルワーグナーなので音の作りがBalls to The Wallに似ていると言えば似ているし似ていないと言えば似ていない。
Voの骨太い歌唱も似ているし全体的にSINNERの代表作「Touch Of Sin」のようなハードで男臭い曲で占めている。"King Of Rock"、"Gold'n'Glory"、"Princess In Disguise"などは素直にカッコイイが臭い。ちなみに"Princess In Disguise"という曲、ACCEPTの"Princess of the Down"をタイトルも曲調もパクったような感じ。
ちなみにMausoleumのCD盤を手に入れたのだが一時期ほとんどみかけなかったが、数年前に大量のデッドストックが見つかったと聞いたが、あまりにも容易に手に入るのでおそらくMausoleumレーベルが生きているので再発してるんじゃないかと思う。
MausoleumCD盤の嫌な所は、フロントジャケがペラ紙1枚でその裏がレーベルディスコ一覧になっているのと。バックインレイが曲目リストになっていてどのアルバムも統一されたフォーマットになっているのでLPの裏ジャケが再現されていなく非常に味気ない。大抵裏ジャケには貴重なメンバーショットが使われたりするのだが、自分が所持しているMausoleumCD盤にメンバーフォトが掲載されているものは無い(フロントジャケにメンバーショットが使われているのを除く)。
本国ドイツでは、当時このバンドはどれぐらいの知名度でどんな位置づけだったのだろうか?やはり色モノ的に扱われていたのだろうか?


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